最近ではスーパーでも薬局でもコンビニでもどこにでも売っている入浴剤ですが、入浴剤にもいろいろな種類があるのはご存知ですか?
もくじ
入浴剤の種類と効果
入浴剤は成分によっていくつかの種類に分かれます。
- 無機塩類の入浴剤
- 生薬成分配合の入浴剤
- 炭酸ガスの入浴剤
- 酵素の入浴剤
- 硫黄の入浴剤
体がじんわり温まる・湯冷めしない
発汗作用、血行促進、鎮静効果
疲労回復、筋肉痛、関節痛
毛穴の汚れ、美肌効果
冷え性・打撲・疲労回復
無機塩類の入浴剤
効果・メリット
- 体がじんわりと温まる
- 湯冷めしにくい
無機塩類とはミネラルが成分のことで、これにハーブや柑橘系のエキスを入れて様々な特徴を持たせた入浴剤が最近では良く見られます。このミネラル分により皮膚をコーティングすることで保温効果が高まります。冷え性の人や風邪気味の人におススメです。
無機塩類のおすすめ入浴剤
バーブのエキスを染み込ませたバスソルトです。程よい発汗と共にラベンダーの香りでリラックスできるので疲れを癒してくれます。保湿効果もあるのでお風呂上りもしっとり肌が続きます。しかしバスソルトは保温効果が高いので、39℃以上のお湯に15分くらい浸かっていると半身浴でも汗が止まらなくなります。なので冷え性の方におススメです。
美容成分の入浴剤
効果・メリット
- 血行促進
- 冷え性
- 美肌効果
- 保湿効果
入浴剤の中にホホバオイル、植物由来成分のエキス、コラーゲンなどの美容成分が入っており、スキンケアしてくれるものや天然温泉の美肌効果を再現したものなどいくつかの種類があります。
美肌効果のあるのおすすめ入浴剤
エンタメ系美容入浴剤。お湯に入れるとあわあわになって楽しいです。楽しいだけではなくてコラーゲンとヒアルロン酸が含まれているので、お風呂上りは全身しっとりもちもち肌になります。
アルカリ性の天然温泉のお湯の性質を良くお湯が柔らかいという言葉で表現することがありますが、まさに天然温泉のお湯の感触を再現できる入浴剤です。まろやかでほんのりヌルヌルとしたお湯になります。その上炭酸ガスも含まれているので血行も良くなるなど、老廃物を取り除きながら肌もスベスベにしてくれる一石二鳥の入浴剤です。
生薬成分配合の入浴剤
効果・メリット
- 体を芯から温める
- 発汗作用
- 血行促進
- 鎮静効果
CMで「生薬配合」という単語を耳にしますが、入浴剤にも生薬入りのものがあります。配合する生薬にもよりますが、冷えが原因の胃痛や腹痛の改善、鎮静効果、リラックス効果に期待が持てます。血管を広げて血液の流れを促してくれる効果など様々あります。
生薬配合のおすすめ入浴剤
生薬系の入浴剤です。しょうがの効果で体がだんだんとポカポカしてきます。無機塩類の効果も合わさってお風呂上りも湯冷めしません。しょうがの自然な香りでも十分にリラックスできます。人工的なにおいが苦手な方におススメです。
炭酸ガス入浴剤
メリット・効果
- 血行促進
- 疲労回復
- 筋肉疲労や関節痛の改善
入浴剤として長年愛され続けている「バブ」や最近では「きき湯」がこれにあたります。お湯に入れると炭酸ガスを出しながら溶けていきます。この溶けた炭酸ガスがが皮膚に浸透して血管に入り血行を促します。
おすすめ炭酸ガス系入浴剤
今も昔も変わらず愛用している入浴剤です。バブの炭酸ガスの効果で血行が良くなり、お風呂上りも湯冷めもしにくいのでそのまますぐに眠りにつくことができます。体の疲労や女性の方ならヒールで歩き回った後のむくみ解消にも効果が期待できます。疲れを感じた時のおススメの入浴剤です。
酵素成分の入浴剤
効果・メリット
- 毛穴の汚れの除去
- 美肌効果
基本的には先ほどの無機塩類の成分に酵素を織り交ぜたものとなります。酵素の効果皮膚表面のたんぱく質、でんぷん質を分解してくれます。ニキビや肌荒れでお悩みの方におススメです。
パパイン、ブロメライン、リパーゼという酵素のおかげで毛穴のお掃除までしてくれます。美容液も配合されているので入浴後はしっとりお肌になりますよ。敏感肌の方にも嬉しい保存料、防腐剤無添加です。
硫黄成分の入浴剤
効果・メリット
- 血行促進
- 冷え性
- 打撲
- 疲労回復
硫黄成分配合のおすすめ入浴剤
家庭用の入浴剤で本格的な硫黄温泉の効果を楽しめる入浴剤です。医薬部外品という事もあって薬剤師がいなくても販売はできますが、普通の化粧品やそのたスキンケア商品に比べれば医薬的効果が高いので、疲労回復に即効性を求める方におススメです。また硫黄系温泉としての再限度が高いですので好きな方にはたまらない入浴剤です。
入浴剤を使うときの注意点
入浴剤を入れたらなるべく早く入る
入浴剤は入る直前若しくは少し前くらい入れるのがベストです。入浴剤は時間が経つにつれて効果が薄くなってきます(特に炭酸ガス系の入浴剤では炭酸ガスが抜けてしまいます)。なので投入後はなるべく早く入るようにしましょう。
お湯の温度は38~39℃に保つ
お湯の温度を高くし過ぎるとせっかくの入浴剤の成分が逃げてしまいます。基本的にお湯の温度は38℃~39℃くらいにして入りましょう。
入浴剤を使ってより一層レベルの高い毎日を
いかがでしたでしょうか、ひとえに入浴剤といっても色々な種類があって、またそれそれで特徴も効果も違ってきます。なのでまずはご自身の体に合った入浴剤を探すところから始めてみるのが良いと思います。また今回おススメした5つの入浴剤は特徴がそこまで被っていない王道な商品ピックアップしていますので、こちらから試してみてはいかがでしょうか。
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