【酸性泉について】慢性皮膚病でお悩みの方におすすめな泉質

活火山の近くに良く湧き出る温泉ですが、日本では湧出箇所が少ない珍しい泉質です。そんな酸性泉について紹介します。

硫黄泉とは

硫黄泉の定義

酸性泉とは「湧出された温泉水1㎏中に1000㎎以上の含有成分があり、溶け込んでいる水素イオンが1㎎以上であるもの」と定義されいます。

酸性泉の効能

効能

・浴用
慢性皮膚病(水虫、ニキビ、湿疹)
・飲用
慢性消化器病

浴用の効果

温泉に硫酸、ほう酸、塩酸など酸性を表す成分が多く含まれることから、その温泉自体酸性であるものです。殺菌効果と抗菌効果があり、水虫、ニキビ、湿疹などの皮膚症状から、切り傷などの外傷、火傷にも効果があります。酸には皮膚を剥がしやすく効果もあり、古い皮膚を剥がして新陳代謝を促して新しい綺麗な肌に生まれ変わるような美肌効果もあります。

しかし、レモンや一部胃酸よりも強い酸である温泉もあるので、酸性の度合いによっては肌荒れや炎症を悪化させてしまう恐れもあります。基本的に肌の弱い方、また温泉に浸かったときにひどい痛みが出る箇所がある方は入浴を控えたほうが良いです。

飲用の効果

禁止されているところが多いですが、飲用では食欲を促したり、胃や腸などの慢性消化器病に効くと言われてます。

酸性泉の特徴

お風呂に浸かった際に少しピリピリとするのが特徴です。色は無色かほんのりと黄色のどちらかです。味は酸っぱいです。

酸性泉の注意点

温泉の成分を残しままあがると皮膚があれたりすることもあるので、シャワーなど真水でしっかりと体を洗い流してからあがるようにしてください。

代表的な温泉地

  • 草津温泉 (群馬県)
  • 玉川温泉 (秋田県)

あらゆる皮膚病に効くといわれている「酸性泉」

酸性のお湯となると少し抵抗感があるかもしれないですが、美肌効果もあり、またニキビに効くという特典付き。皮膚病全般に効くため酸性泉に訪れてアレルギーの治療をしたという話もあるくらい効き目がある泉質です。肌トラブルを抱えている方、是非行ってみて下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA