【アルカリ性単純温泉について】美人の湯の王道

アルカリ単純温泉について

温泉が好きな方でしたら、アルカリ性単純温泉という単語を目にしたことがあるかもしれません。しかし実際のところよくわからないといのが本音でしょう。この成分としての温泉の名前と効能が分かるようになればより深くその温泉を理解することができてもっと温泉が楽しくなります。ではさっそく温泉について少し深堀をしていきましょう。

そもそも温泉とは

地中から湧出したもので以下の2つのいずれかを満たす温泉のことを言います。
・源泉温度が25℃以上
・温泉1㎏の中で「温泉法」で定義されている19種類の成分を一定量以上含んでいるもの

※海水や池水などは含有物質の条件を満たしていても「温泉」とはみなしません。

では単純温泉とは?

単純温泉というのはただの通称です。先ほどの温泉の定義に対して「源泉温度が25℃以上」という方だけ満たしたものをいいます。
温泉成分が入っていないわけではないのでこの単純温泉は人の肌に対して刺激が少なく、妊婦の方や子どもまで肌が敏感な方も楽しめます。

アルカリ性単純温泉とは

単純温泉の中でpH8.5を超える単純温泉のことをアルカリ性単純温泉と呼びます。

一般的な効能

「一般適応症」として、下記の効能が認められています。

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、健康増進、病後回復期

肌に対する効能

アルカリ性単純温泉には以下のような効能があります。
・古い角質の除去
・新陳代謝の促進

アルカリ性単純温泉はお湯がぬるぬるしていて、お風呂上り肌がスベスベになります。また通うことでくすみを取ってくれる効果も期待できます。pH値が高いほど肌の角質を 取るはたらきは強いといわれています。その分お風呂上りは肌が乾燥してしまうので保湿をしっかりとしましょう。

美人の湯の代表「アルカリ性単純温泉」

分かりやすく美人の湯といえば「アルカリ性単純温泉」となります。露天風呂などに温泉の成分を書いた掲示板や脱衣所に成分表があるのでそこに「アルカリ性単純温泉」と書いていれば是非「pH値」を見てください。基本的にすべて8.5は越えていますが中には10を越えている珍しいものもあります。この辺になるとかなりお湯がトロトロでより美肌効果が期待されます。
「少し疲れてるなぁ」、「肌の体調整えたい」などそういう時にどうでしょうか。

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