富士山を目の前にして入浴できる天然温泉として定評のある「ほったらかし温泉」。本記事ではほったらかし温泉に2020年1月平日に訪問した私の、感想・混雑情報等をご紹介します!
ほったらかし温泉とは?
全国的にも有名な露天風呂温泉。山梨県の甲府盆地の雄大な景色と遠目に見える富士山が織りなす迫力感のある絶景を楽しめる温泉です。
ほったらかし温泉には「あっちの湯」と「こっちの湯」2種類の温泉があります。
泉質
泉質はアルカリ性単純温泉です。刺激の低い泉質なので肌の弱い方、子供から妊婦の方まで楽しめます。また「あっちの湯」がpH10.1、「こっちの湯」がpH9.68と結構珍しい強アルカリ性でどちらも柔らかい肌触りです。お風呂上りは肌がスベスベになる美人の湯でもあります。
混雑情報
春先は桜、夏場はフルーツ狩り、秋は紅葉を楽しむ方々で温泉はかなり混雑します。冬場は土日もそこまで混雑しすぎることはないとお聞きしました(平日はほとんど人がいない状態)。「こっちの湯」では平日なら11時くらいに行っても一番風呂を体験できることも。
クーポン情報
ほったらかし温泉のタオルが無料でもらえるクーポンがあります。
ほったらかし温泉の魅力
- 露天風呂から眺める富士山
- あっちの湯、こっちの湯二種類の温泉を楽しめる
- 目下に広がる甲府盆地
- お風呂上りに食べる温玉揚げ
あっちの湯とこっちの湯の違い
初めて訪れた時は、看板を見て「あっちの湯とこっちの湯の2種類あるんだ」と知る人も多いはず。同時にどちらに入ればよいか迷うはず。好みはありますがどちらも最高!それぞれの違いをいくつか紹介します。
- 営業時間
- 温泉の広さ
- 見える景色
営業時間は「あっちの湯」と「こっちの湯」で全く違います。
・あっちの湯
日の出の1時間前~22:00
・こっちの湯
10:30~17:00(土日は22:00まで)
平日に甲府盆地の夜景を見たい方、日の出と富士山を一緒に見たい方は「あっちの湯」一択になります。
温泉の広さは全然違います。「あっちの湯」の方が大きく、「こっちの湯」に比べて2倍くらいの大きさがあります。「あっちの湯」は日本最大級の露天風呂の広さを誇ります。なのでそれに比べれは狭いですが「こっちの湯」も十分に広いですよ。
(こっちの湯の岩風呂)
どちらの風呂も気のお風呂と岩風呂に分かれていますが、「こっちの湯の岩風呂」でも十分に足を伸ばせるほどの広さがあります。
良し悪しというわけではないです。どちらも甲府盆地のパノラマと富士山を合わせて見ることができて、しかも絶景です!しかしそれぞれの湯で、メインとして見えるものは違います。
「あっちの湯」では主に一面に広がる甲府盆地が見下ろせます。
引用元:ほったらかし温泉(「あっちの湯」から見える甲府盆地の夜景)
夜になれは「新日本三大夜景」に選ばれた甲府盆地の夜景が目下に広がります。
富士山の見え方にも違いがあります。「あっちの湯」では富士山は横目に見えます。対して「こっちの湯」ですと富士山は正面に見えます。
広大な山々にそびえたつ富士山をはっきりと正面からとらえられます。常連客の中にはこの富士山の見え方で「こっちの湯」の方が好きという方がいらっしゃるくらい。
どっちに入ろうか迷ったときの救世主は?

「あっちの湯」と「こっちの湯」の分かれ道の真ん中にこのようなサイコロが置かれています。どっちに入るか決め切れない、または何度も入り過ぎて別にどっちでもいいという方用に置かれたみたいです。このサイコロを振った目が出たほうに入れば大丈夫!
温泉ご飯
ほったらかし温泉には名物の屋外軽食屋さん「軽食スタンド桃太郎」があります。このお店は屋外の待合に併設されており、すぐに場所はわかります。
そしてその名物こそが温玉揚げです。
(温玉揚げ(150円))
その名の通り温泉卵に衣をつけて揚げたものに塩を振って食べます。温玉は半熟で食べたら中の黄身がトローリ。。。一口頂くだけで名物といわれる理由が分かります。
メニューはこのほかにも麺類やおでんなど様々あります。
引用元:食べログ
ただ、お店が10:00~22:00(麺類は~21:00)なのであまり早く来過ぎてしまうとまだあいてないかも。。。
まだまだあります!早朝にほったらかし温泉に来た方はこちらのお店で頂けます。
こちら「気まぐれ屋」さんで土日と平日(木曜日はお休み)に提供してくれる卵かけご飯です。
引用元:食べログ
新潟県の契約農家の方からコシヒカリを毎週届けてもらっているそうです。こちらは日の出前から営業していますが、お客さんが多いときは6時頃から行列も!
その他施設
待ち合わせ場所
あっちの湯内観
地下水
売店
お土産、ワイン、地元のフルーツなどが取り揃えられた売店です。
引用元:トリップアドバイザー
朝採りの野菜なども置いてます。
アクセス・営業時間・料金
営業時間
・あっちの湯
日の出1時間前〜22:00(最終受付:21時30分)
・こっちの湯
平日10:30~17:00(土日~22:00)
入浴料
大人:800円
子ども:400円(0歳~小学校6年生まで)
・その他
フェイスタオル:200円
バスタオル:1000円
アクセス
・電車
JR中央本線新宿駅から特急で約90分山梨市駅下車→タクシーで10分(タクシー料金:片道約2400円)
タクシー乗り場があります。こちらでタクシーを呼べます。
時間つぶし用のブランコです。
・車
中央道 勝沼I.Cより約25分
駐車場(無料):約100台
壮大な甲府盆地の景色をと富士山を見ながら極上なひとときを過ごせる「ほったらかし温泉」
全国的にもこれほどまで「見て」癒される温泉は珍しいです。またこの甲府盆地と富士山の織りなす景色は時間帯、季節、天候などでそれぞれ全く違った絶景を見せてくれるので何回行っても飽きることなく楽しめます。
(このような雲海を眺めながらお風呂に入れることも)
本当にストレスや悩み事が広大な自然のおかげでウソのように小さく思えるようになって、お風呂上りは心も体もスッキリします。むしろお風呂を出る時にもう少し景色を見ていたいと後ろ髪を引っ張られるくらい。心からおすすめできる温泉です。是非行ってみてください。
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